臨時休業をいただき、タイへ行ってきました。 今回の旅では、タイ式マッサージの講習に参加し、認定証も頂きました。 さらに タイ古式マッサージの総本山 ともいわれる ワット・ポー にて、メディカルマッサージを体験しました。


タイ式マッサージについて学ぶ中で、とても興味深い話を聞きました。 タイ式マッサージは、仏陀の主治医であった「シヴァカ・コマラパ医師」が治療として取り入れた ことが起源とされているそうです。 単なるリラクゼーションではなく、医療としての側面を持つ技術だということを改めて感じました。

また、学びを深める中で、日本の理学療法との違いや共通点についても考える機会がありました。 理学療法は科学的な分析に基づいて身体の機能回復を目的としますが、タイ式マッサージはエネルギーライン(セン)を整えながら、身体全体の調和を図るという考え方を大切にしています。 数種類のハーブを布で包み蒸した「ハーブボール(ハーバルボール)」を使用することがあります。 ターメリックやレモングラスなどのハーブを調合し、これを温めて身体に押し当てることで、筋肉の緊張を和らげ、血行を促進し、全身の気の流れを整える効果が期待できるそうです。 講習ではハーブボールの作成も体験しました。

一方で、ストレッチや関節の可動域を広げる手技には共通するものも多く、目的は異なれど、人の身体をより良い状態に導くという点では共通していると感じました。 ワット・ポーのメディカルマッサージでは、伝統的な技術と医学的な知識が融合した施術を体験し、多くの気づきを得ることができました。


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この貴重な経験を活かし、今後の施術にも取り入れていきたいと考えています。新しい学びを活かした施術を、ぜひ楽しみにしていてください。