昨年の開店祝いでいただいた胡蝶蘭。 せっかく皆さまからいただいたお祝いの気持ちなので、大切に育てたいという思いから、いろいろと調べながらお世話をしてきました。
咲き終わった後は茎を切ったり、植え替えをしたり、霧吹きしたり……
「あれこれ試しながら、もう一度咲いてくれたら」と願って育ててきました。
※『趣味の園芸』では皆さまからたくさんの知恵を拝借しました。
それから約1年——また見事に花を咲かせてくれました。





胡蝶蘭は、もともと東南アジアの熱帯雨林の木の上に根を張って生きる植物です。 鉢に植えられているとはいえ、本来の環境に合わせてお世話しないと、なかなか長く育てるのが難しいのですね。
🌼 胡蝶蘭が一年越しに再び咲いた! やってよかった育て方4つ
🌿 植え替え(春〜初夏)
根の様子を確認して、水苔をふんわりと新しいものに交換。
通気性を確保して根腐れを防ぐことがポイントです。
💧 霧吹きで保湿
胡蝶蘭は根腐れしやすいので、水やりは控えめに。
乾燥を防ぐため、お店を閉める頃に葉に軽く霧吹きをすることで、葉の調子が安定しました。
☀️ 日照の調整
直射日光を避け、レースのカーテン越しなどやわらかい光を好みます。
木陰に生える性質に近づけるのがコツ。
🌡️ 温度と湿度の管理
冬の最低気温は15℃をキープ。加湿も意識し、室内の乾燥に注意しました。
胡蝶蘭の生育を通して
胡蝶蘭は一見、手がかかるように思われがちですが、その環境を理解し、適した手入れを続ければ、また美しく花を咲かせてくれる——
そんな自然のリズムに改めて気づかされました。
この経験を通して、「植物に合わせた環境づくり」は、私たちの仕事にも通じるものだと感じています。
お客様お一人おひとりの体調や生活背景に合わせたケア、ちょっとした変化に気づく観察力、そして根気よく寄り添う姿勢——
整体でも同じように、「その人にとって心地よい環境づくり」を大切にしていきたいと思います。

「皆さまからのお祝いの気持ち」が、こうして一年を経て再び花開いたことに、心から感謝しています。
この嬉しさを力に、日々の施術やお客様対応にもさらに心を込めてまいります。